少し旧聞となりますが、5月21日に中小企業向情報サイトであるミラサポに、現在募集中の事業承継補助金の申請のポイントが掲載されました。
上記の記事の中で説明されている内容は、公募要領の選考基準(独創性、実現可能性、収益性、継続性)そのもので目新しいものではありません。しかし指定された様式1別添は保護されたエクセルシートで、とても選考基準を十分記載できるとは思えません。
一方、記事後段の「補助金を検討する皆様へ」の中では、「支援制度の活用に当たっては事業者が主体的に中長期的な計画を立てる事が重要」と述べています。
これらのことを合わせて考えると、公募要領にさりげなく書いてある「補足説明資料」が審査上重要な役割を果たすこととなりそうです。一般に事業承継での計画と言うと事業承継マニュアル等で示されているものを思い浮かべがちです。しかし、これは経営全般を対象とした「中長期的な計画」として不十分なものと考えますので、しっかりとした中長期計画を別途作成して補足説明資料として提出することが採択への近道です。
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