H30もの補助(二次)電子申請入力

平成 30 年度補正予算「ものづくり・商業サービス生産性向上促 年度補正予算二次 補助金」二次公募の電子申請をテスト入力してみました。

入力先

入力はミラサポのサイトがポータルサイトとなっています。
ミラサポ(リンクあり)
入力サイトは、上記ページの左側にあるバナー(下記)からとなりますが、ログインIDとパスワードの取得は、ミラサポへのログインを行わないと出来ない仕組みとなっています。これは、中小企業者のミラサポへの登録促進と申請事業者と申請支援業者との利便性を考慮したものと思われます。補助金申請用のログインIDを取得すれば、ミラサポへのログインなしに申請書の作成作業が行えます。

ミラサポへの登録要領や、申請書の入力要領は電子申請マニュアルを参照ください。

入力の実際

ログインIDを取得して入力を始めると、注意するのは入力の順番です。電子申請マニュアルにも記載されていますが、各入力ブロックの上からかつ左からの入力順を守ることが重要です。全体的な入力を終えた後、前半の入力内容を変更すると、各ブロックでの入力内容は相互に関係しているので、一時保存は出来ますが各ブロックの登録時にエラーが発生して登録できませんので注意しましょう。

入力の各ブロックとその記載内容は以下の通りです。

A.対象類型・事業類型(書面申請書【様式1】)
B.応募者のプロフィール( 書面申請書 【様式2】)
1.応募者の概要等、2.事業内容、3.これまでに補助金又は委託費の交付を受けた実績説明、4.経費明細表、5.資金調達内訳、6.その他加点項目
c.提出書類添付

これらの入力内容で注意するのは、B.2.事業内容(4)事業の具体的な内容です。ここでは補助事業で実施する事業内容とその将来の事業計画を記述するわけですが、 単なるテキストボックスなので 従来のWordベースの様に説明文と表や図等を組みあわせた表現は出来ません。採択される申請を行いたいのであれば、「その1」「その2」のボックスはブランクとしてWordベースで作成した内容をPDFとして添付書類で申請しなければなりません。

「会社全体の事業計画」の入力でも注意が必要です。
まず入力期間ですが、3年のみを対象とする場合は、4年後、5年後の☑は必ずはずしましょう。はずさないと伸び率の申請要件未達で自動的に不採択になる可能性があります。
また、経常利益額や付加価値額は、関連の費目を入力すると自動計算で記入されますが、申請要件である伸び率が未達成でもエラーは出ません。別途エクセル等で計算をして確認した上で入力しましょう。

H30もの補助(二次)公募開始

昨日、H29年度補正「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」の二次公募が開始されました。主な内容は以下の通りです。

公募期間

2019年 8月19日(月)13時から2019年 9月20日(金)15時

申請方法

電子申請のみで 「ミラサポhttps://www.mirasapo.jp/」会員ページ内にリンクが設けられる「ものづくり補助金電子申請システム」からのみ行い。

事業類型

一般型、小規模型とも設備投資のみとなり、小規模型(試作開発等)はありません。

補助額、補助率

H30もの補助(一次)と同様で変更はありません。

加点項目

H30もの補助(一次)にあった(1)①先端設備等導入計画、②経営革新計画、③経営力向上計画、④地域経済牽引事業計画、(3)賃上げに加えて、(2)事業継続力強化計画が追加されました。これは独立した加点評価となります。

その他

応募者の概要に「Security Actionの宣言状況」が追加されました。 Security Actionについては以下の情報を参照ください。その有無での審査への影響は無いようです。
セキュリティ対策宣言(IPA)

H30補正もの補助(二次公募)の事前予告

平成 30 年度補正予算「ものづくり・商業サービス生産性向上促 年度補正予算二次 補助金」二次公募 の事前予告がありました。その内容は以下の通りです。

一次公募からの主な変更点

  • 電子申請による受付への完全移行
    従来は申請書類の郵送と電子申請の2本立てでしたが、事業承継補助金に続き、電子申請への一本化が行われます。
  • 事業継続力強化計画の認定による加点
    令和元年6月からスタートした「事業継続力強化計画認定制度」の普及促進を図るために加点項目となったようです。これまでの新規政策における大幅加点が期待できるものとなりそうです。
    https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/antei/bousai/keizokuryoku.htm
  • 事業類型での小規模型(試作開発等)が対象外
    これはH29もの補助と同様に対応です。事業期間が短いのでやむを得ません。
  • 事業期間
    2019年8月中旬頃~9月中旬頃で、採択発表は10月下旬(H29もの補助は10/29)となっています。